〔新潮文庫〕重松清【たんぽぽ団地のひみつ】を読み始めたよ。

読む

先週、新聞を読んでると〔新潮文庫〕の新刊の広告がどーんと載っていた。
ふむふむ、最近、本読んでないなぁって思いながら見ていると、重松 清【たんぽぽ団地のひみつ】を発見。
しかも、「シゲマツ作品史上最も幸せなエンディング!」って書いてある。

「幸せなエンディング」ってどんなやろ??
重松作品は大好きで、ちょいちょい読んでは本棚のコレクションが増えてきているが、なかなか「幸せなエンディング」にはお目にかかったことがない。
すごく気になったので、仕事終わりに速攻で本屋に走り、文庫本をゲットしてきた。

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どうやら、新聞連載時(全56回)と単行本版では【たんぽぽ団地】だったが、文庫化にあたって、少年ドラマのイメージをより強めたくて【たんぽぽ団地のひみつ】に改題となったようだ。

たしかに、【たんぽぽ団地のひみつ】の方が「ひみつ」が付いてる分、気になってしまう。

外は、雨。
しかも、雨降りすぎ。
時間はある。

ここのところ、夜中に鳴るスマホの緊急速報と町内の放送で起こされて、寝不足気味だが久々に読んでみることにした。
ちょうど気も紛れる。
川の水位と降り続く激しい雨を気にしながら、【たんぽぽ団地のひみつ】プロローグを読み始めた。

【たんぽぽ団地のひみつ】

取り壊しが決まった団地に暮らす祖父を訪ねた六年生の杏奈。
そこはかつてドラマ『たんぽぽ団地のひみつ』のロケ地だった。
夢の中で主演の少年、ワタルくんに出会ったことをきっかけに、杏奈と祖父、そして住民たちは、団地をめぐる時空を超えた冒険に巻き込まれてーー。
大人たちが生きた過去への憧憬と、未来へ向かう子どもたちへの祝福に満ちたミラクルストーリー。

主な登場人物

杏 奈:好奇心いっぱいの元気な小学六年生。
徹夫さん:杏奈の祖父。妻に先立たれ一人暮らし。
カノン:元・売れっ子子役。ちょっとゴーマン。
純 平:気の弱い小学六年生。実は名門私立小に通う。
ナルチョさん:団地に住むおばさん。昔ワタルくんとドラマに出ていた。
ワタルくん:「たんぽぽ団地のひみつ」の主役を務めた少年。現在は???

読みやすいので一気に読めてしまうが、仕事もあるのでほどほどの所で区切りをつけて。
まだまだ半分。
今週かけて読んでみようと思う。
全部は読んでないが、夏休みの感想文とかにも良さそうな気がする。

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重松 清

1963年(昭和38年):岡山県生まれ。出版社勤務を経て執筆活動に入る。
1991年(平成3年):「ビフォア・ラン」でデビュー。
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1999年:「ナイフ」で坪田譲治文学賞、「エイジ」で山本周五郎賞を受賞。
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2001年:「ビタミンF」で直木賞を受賞。
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2010年:「十字架」で吉川英治文学賞を受賞。
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2014年:「ゼツメツ少年」で毎日出版文化賞を受賞。
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