9月の第3月曜は〔敬老の日〕お年寄りを敬い、長寿をお祝いする日やね

9月はちょっと忙しい。
夏休みが終わり学校が始まると、もう運動会。
町内の行事で「敬老会」があるから準備したり、お彼岸もあるし、お月見団子も作らないと。
防災の日もあったので防災訓練や、台風もいっぱい来るので準備したり。

あっという間に9月も半分過ぎようとしている。
順番、順番、ひとつずつ終わらせてかないと。

とりあえず今週末は、運動会と敬老会。
雨のせいで運動会は順延、敬老会と重なってしまった。
おまけに連休中は、山に登る予定もあるので、山の準備もしないと。

重なりすぎると、何から手をつけていいかわからなくなり、何も出来なくなる。
今日は朝から焦るばかりで、もうお昼。
なーんも手つけてないや。

毎年、9月の第3月曜日は「敬老の日」、それにあわせて前日の日曜は町内で「敬老会」が開かれ、食事会を開きお年寄りの方たちに楽しんでもらう。
毎年、元気に集まってくれると、開催するほうとしても嬉しい。

自分たちよりも長い間生きてきて、さまざまな経験をしてきた先輩たちから、いろいろ学ぶことがたくさんある。
そんな人生の先輩を敬い、長寿をお祝いするのが「敬老の日」

若い頃は、祝日!休み!ヤッホー!!
ってなってたけど、だんだん年も重ねてくると、こうゆうの大事だなって思うようになった。

以前は、9月15日が「敬老の日」で祝日だったけれど、合わせ技で連休にするため第3月曜が祝日となってから、9月15日は「老人の日」となったようです。
そして15日からの1週間が「老人週間」と定められた。

敬老の日の由来って?

むかし、兵庫県のある村の村長さんが1947年(昭和22年)に「としよりの日」を定め、これが1968年(昭和41年)に「敬老の日」として祝日となったようです。
もともとは聖徳太子が身寄りのないお年寄りや、病人の世話をする「悲田院(ひでんいん)」をたてた日が9月15日と伝えられ、今は祝日法の改正で9月の第3月曜日となっています。

悲田院(ひでんいん)・・・仏教の慈悲の思想に基づき、貧しい人や孤児を救うために作られた施設のこと。

敬老の日には何をするんだ?

この日は、各地の自治体などで「敬老会」を開いたり、家ではプレゼントをしたり、食事会を開いたり。
長寿をお祝いする行事が行われる。

ほかにもある長寿のお祝い

敬老の日は毎年行われる行事だが、これとは別に60歳からのきまった年に長寿のお祝いをするしきたりがある。

還 暦(数え年で61歳)

生まれた年の干支がひとまわりして戻ってくることから、「赤ちゃんにかえる年」として赤い頭巾や赤いちゃんちゃんこなどの赤いものを贈ったりする。

うちのオヤジ・おかんにもちゃんちゃんこ着せたなぁ。
家族、兄妹、孫、みんな集まっての食事会。
うちのオヤジ、「そういえばオレはオヤジ(じいちゃん)を祝ってやってないな」って悔やんでいた。
この年代って子どものこと、仕事のこと、いろいろ重なって余裕なんかない。
自分がその年になってわかったこと。
たまたま嫁さんの実家で還暦の祝いをやったあとだったから気がついたけど、それがなかったら自分もスルーしていたイベントだなって思った。
還暦の祝いが出来たことは本当によかったと思っている。

(数え年……生まれた年を1歳として、新年を迎えるたびに1歳を足す数え方)

古 稀(数え年で70歳)

唐の詩人、杜甫という人が書いた「曲江詩」のなかにある、「人生七十古来稀なり」という、むかしから70歳をむかえる人はなかなかいなかったことからついた呼び名だそうです。

喜 寿(数え年で77歳)

草書体で「喜」という文字は、「㐂」と書くことからついた呼び名。
ホント「七」いっぱい。

傘 寿(数え年で80歳)

漢字の「傘」の略字が、「仐」となることからついた呼び名。

半 寿(数え年で81歳)

漢字の「半」をバラバラにすると、「八」「十」「一」となることからついた呼び名。

米 寿(数え年で88歳)

漢字の「米」をバラバラにすると、「八」「十」「八」となることからついた呼び名。

卒 寿(数え年で90歳)

漢字の「卒」の略字が、「卆」となることからついた呼び名。

白 寿(数え年で99歳)

漢字の「百」から「一」を引いたら「白」になることからついた呼び名。

上 寿(百寿・百賀の祝い)(数え年で100歳)

長寿を上・中・下にわけて、最も上になることからついた呼び名。
中寿は80歳、下寿は60歳をさすようです。

70歳を超えると、結構頻繁にお祝いがやってくる。
うちは、オヤジとおかんが古稀を迎え、ばあちゃんが卒寿。
祝い事多過ぎ!って思うけど、やれるときにやらないとって思ったりもする。
でも、まとめてやらせてね。
まだまだ元気で、これからもいろいろ教えて下さい。
来年も、そのつぎも、ずっと元気でいて下さい。
いつか自分が赤いちゃんちゃんこを着たときに、ばあちゃんはとっくに上寿を超え、オヤジとおかんも米寿で、嫁さんもちゃんちゃんこ。
5人あわせて「ちゃんちゃんこレンジャー」みたいな、あったらいいな。
さすがにそれはむりか。。。

喜寿や米寿のお祝いに、新しい形の親孝行